メモリーズ 追憶の剣

イ・ビョンホン主演

チョン・ドヨン×キム・ゴウン×ジュノ(2PM) 

その剣に宿る記憶は、真実の愛か復讐か― 

韓国映画史上、最も壮大なスケールで描くソード・アクション超大作!! 

2016年6月3日 (金) ブルーレイ&DVD発売!

貧しい出身ながら才知に長けた優れた剣士で、民衆と共に国を救おうとしていたユベク。だが権力への欲望から最終的には仲間を裏切ることに。ついには王を脅かすほどの権力を手に入れ、あと一歩で王座も何もかも手に入るところまで上りつめたのだが、彼にはまだ密かに望むものがあった。ユベクが抱える秘密とはいったいー
権力に目がくらんだユベクが仲間を裏切った後、彼に対する憎しみと復讐の念を胸に生きてきた。ユベクと彼女自身が破った秩序を取り戻すため、18年にわたって二人を殺すための戦士を育ててきた。復讐の時が近づいた時、彼女は運命を決める真実の剣を抜く―。
まだ言葉も話せない幼い頃に両親を失い、20歳になったら敵(かたき)を討つべくウォルソの元で訓練を受けてきたホンイ。18歳になった時、偶然ユベクと出会ったことから、倒すべき敵がユベクとウォルソであったことを知りショックを受ける。18年間隠されていた秘密は、彼女を思いもしなかった方向へと導いていく。
世間から認められるような一流の剣士になるため、高麗で最も権力を持つユベクに仕えようと武術大会に出たユル。その優れた剣術と野心にあふれたまなざしをユベクに気に入られる。武術大会で出会い恋に落ちたホンイがユベクを狙っていると知りジレンマに苦しむ。

STORY

 高麗末期、剣術の腕次第で誰でも王になれた時代に、同志であり共に死を誓いあった3人の剣士ドッキ(イ・ビョンホン)、ソルラン(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こそうとしていた。しかしドッキの裏切りによりプンチョンが命を落とし計画は失敗、ソルランはプンチョンの子ホンイと共に姿を消した―。

  18年後ドッキはユベクと名乗り、国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら主催した武術大会でソルランにそっくりな剣さばきの少女を見つけたユベクは彼女を追う。一方ソルランはウォルソと名乗り、プンチョンの娘ホンイ(キム・ゴウン)の母親代わりとなっていた。

 目が不自由になり、ユベクの裏切り以来世間に背を向けて生きてきたが、ホンイが武術大会に出場しユベクと会ったことを知ったウォルソは「あなたの両親を殺したのは私とユベク。今度会う時はあなたと私のどちらかが死ぬことになる。」と18年間隠してきた秘密を打ち明ける。育ての親であるウォルソの突然の告白に戸惑い行くあてを失ったホンイに、武術大会で出会い、彼女に想いを寄せているユル(ジュノ)が手を差し伸べる。だが、ユルは敵のユベクに忠誠を誓った剣士だった―。

 時代に翻弄され、愛する人と戦わざるをえない運命を背負った気高き剣士たち―。ユベクが本当に望むものとは、そしてウォルソが抱え続けていた秘密とは。3本の剣が再び揃い真実が明らかになった時、運命の切なさと真実の愛に心が震える―。

INTRODUCTION&PRODUCTOIN NOTE

 韓国史上第3位の興収を記録し、日本でも大ヒットした『王になった男』以来4年ぶりとなるイ・ビョンホンの主演最新作。最近では『G.I.ジョー』シリーズ、『RED リターンズ』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』など様々なハリウッド映画にも出演してきた。

 常に可能性の限界に挑んできた彼が今回演じるユベクは、巧みな剣術と才知で権力者にのし上がった男。ワンシーンで感情が激変してしまう複雑なキャラクターでもあり、ひと突きで人を殺せる最強の男はこれまで数多くのアクション映画に出演してきたイ・ビョンホンにとっても難しい役だった。さらに本作ではスタント無しで本格ソード・アクションに挑戦し、ダイナミック且つ美しいワイヤー・アクションを披露している。

 相手役には『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、2014年にはカンヌ国際映画祭コンペティション部門で韓国女優初の審査員に選ばれ「カンヌの女王」と呼ばれてきたチョン・ドヨン。韓国でトップクラスの女優である彼女にとっても、アクションは初めてで更に目が不自由な役という、新たなチャレンジとなった。ジムで体を徹底的に絞り、最強の女剣士ウォルソへと自らを磨き上げた。
 さらに本作では若手実力派二人の存在が光る。同年代の女優の中でもとりわけ演技力が光るキム・ゴウンは本作でも一流の俳優陣イ・ビョンホン、チョン・ドヨンに引けを取らない演技を見せた。両親の敵(かたき)をとろうとする少女ホンイを演じるため、半年以上にわたってアクショントレーニングを重ね、はじめは剣を握ることすらつらかったが、次第に慣れて「手と剣が一体化したような感覚」を覚えるまでになったという。傷だらけになりながらもあきらめず、最後まですべてのアクションをこなした。

 そしてホンイに想いを寄せるユル役には『監視者たち』『二十歳(ハタチ)』など俳優としてのキャリアを着実に築いているK-POPアイドルグループ2PMのジュノ。本作ではエネルギッシュでありながら礼儀正しく高潔な戦士を演じ新たな側面を見せている。アクションシーンのために格闘中の呼吸法と体力づくりの基礎を学び、最終的にはアクションのほとんどを自分でこなすまでになった。

 監督は韓国アクション史劇において新たな領域を開いたといえる、天才監督パク・フンシク。剣をめぐる物語というテーマで長期間脚本に取り組み、剣術の腕がものを言う高麗時代末期の剣士の物語を考案。繊細な内面の描き方や見事なアクションシーン、息を飲むドラマはこれまでにない新しいアクション史劇を誕生させた。

 本作が目指したのはアクションに人物の感情を込めることであった。そのため俳優たちは格闘中の目つきや顔の表情、息遣いまで気を配った。体力がなければアクションをしながら感情表現をすることはできない。

 そのため基本的な体力づくりから剣の扱い方までトレーニングを重ねた。服から汗をしぼれるくらい過酷な内容だったため、トレーニング後は歩くこともままならなかったという。

 撮影がない日でも現場に出てスタントチームと練習を重ね、アクションシーンに備えた。出演者が剣で手を怪我したり、ワイヤー・アクション中にスタッフと衝突するような事故はしょっちゅうだった。ここまで厳しいトレーニングを行ったのは、アクションをこなしながら観客に伝わる感情表現を得るためだ。
 武術監督のシン・ジェミョンは「観客は俳優を見て感情移入できなくてはいけない。危険なシーンは別として、俳優にはトレーニングを重ねてできる限りのことをしてもらう必要があった」と語る。こうして俳優たちは、それぞれのベストを尽くして剣の先でも感情を表現できるまでになった。

 ハードな剣のトレーニングと古典舞踊の練習から生まれた、美しく優雅なアクション。そこに深い感情表現が加わることで、観客の目と心を大いに魅了するシーンが生まれた。

1970年7月12日、韓国生まれ。ハリウッドでも活躍する韓国を代表する俳優。大ヒットした『JSA』(00)で第1回釜山映画評論家協会賞・主演男優賞を受賞。2006年には韓国人俳優として初めてフランス政府から文化芸術勲章を授与される。『G.I.ジョー』(09)でハリウッド・デビューを果たす。今後の出演作は、名作『荒野の七人』のリメイク「The Magnificent Seven」(原題)、アンソニー・ホプキンス、アル・パチーノと共演した「Beyond Deceit」(原題)のほか、韓国映画「Inside Man」(英題)が控えている。

【主な出演映画】
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)/『REDリターンズ』(13)/『G.I.ジョー バック2リベンジ』(13)/『王になった男』(12)/『悪魔を見た』(10)/『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(09)/『グッド・バッド・ウィアード』(08)/『甘い人生』(05)/『誰にでも秘密がある』(04)/『純愛中毒』(02)

【メッセージ】
冷酷さと情熱、両方をそなえた映画です。見事なアクションだけでなく強烈なキャラクターたちの力強い感情表現に注目すれば、これまでとまったく違うアクション映画に見えてくると思います。素晴らしい俳優とスタッフによる今までにない新しい映画なので、たくさんの人に楽しんでもらいたいです。

1973年2月11日、韓国生まれ。1992年TVドラマ「われらの天国」で女優としての活動を開始。1997年『接続 ザ・コンタクト』で映画デビューを果たし、韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞と青龍映画賞の新人女優賞を受賞。2007年『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭女優賞受賞。韓国を代表する演技派女優として活躍中。

【主な出演映画】
『無頼漢 渇いた罪』(15)/『マルティニークからの祈り』(13)
『ハウスメイド』(10)/『ユア・マイ・サンシャイン』(05)

【メッセージ】
現場で撮影シーンを見るたびにどんな作品に仕上がるのだろうと楽しみにしてきました。イ・ビョンホン、キム・ゴウン、ジュノの他にもイ・ギョンヨン、キム・テウ、ムン・ソングンなど素晴らしい俳優たちが出演しています。観客の想像力を刺激する映像が満載で期待を裏切らない作品だと思いますので、楽しみにしてください。

1991年7月2日、韓国生まれ。2012年映画デビューにして主演を演じた『ウンギョ 青い蜜』でフレッシュな魅力を見せ、韓国映画界に衝撃を与えた。『Coin Locker Girl』(原題)では生きるためなら何でもやる少女LLヤングを演じ、カンヌ国際映画祭に出席した。

【主な出演映画】
『その怪物』(14)

【メッセージ】
私にとっては忘れられない美しい作品です。観客の心にも同じような印象が残ってくれたらいいなと思います。キャラクターたちの様々な感情の表れやアクション、美しい情景、すべてがあいまって、韓国映画にこれまでない新しいジャンルの映画ができたと思います。

1990年1月25日、韓国生まれ。2PMの歌手としてデビューしてから世界的な人気を誇る。2013年『監視者たち』で映画デビュー。2015年には『二十歳(ハタチ)』にて映画初主演を果たす。現在、韓国映画界でも期待の新人として注目を集めている。

【主な出演映画】
『二十歳(ハタチ)』(15)
『監視者たち』(13)

【メッセージ】
俳優もキャストも全力を尽くして作った映画です。見事なアクションと心を打つドラマが見られる素晴らしい作品だといえます。気に入ってくれるとうれしいです。もちろん僕のことも。

STAFF

1965年11月29日、韓国生まれ。
ホ・ジノ監督『八月のクリスマス』(98)で助監督をつとめた後、2001年『私にも妻がいたらいいのに』で監督デビューし第37回百想芸術大賞新人監督賞を受賞。2作目となる『初恋のアルバム ~人魚姫のいた島~』では第16回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞し、国際的に高い評価を得た。TVドラマシリーズ『マイ・スウィート・ソウル』ではテレビ界を席巻。

【主な監督作品】
「Children of Heaven」(英題)(12)
『愛してる、マルスンさん』(05)

【メッセージ】
難しい時代を舞台にそれぞれの運命に堂々と立ち向かう人物を描きました。重いテーマの映画ですが、それがこの映画の魅力でもあると思います。古代ギリシャの叙事詩のように重々しく抒情的で、悲劇かもしれないが美しい映画に出来上がったと思います。

2005年『台風太陽 ~君がいた夏~』で撮影監督としてデビュー。その後『きみに微笑む雨』(09)、『彼とわたしの漂流日記』(09)などでストーリーの機微や登場人物のキャラクターを確実に捉えるスキルとスタイリッシュな映像センスで高い評価を獲得した。2013年チョ・ウィソク監督と共同で『監視者たち』にて映画監督デビューを果たす。

【主な撮影監督作品】
『危険な関係』(12)
『青い塩』(11)
『サッド・ムービー』(05)

1969年4月19日、韓国生まれ。
1990年にスタント・アクターとして活動を開始し、1998年『ダイ・バッド~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか~』にてアクション監督デビュー。その後もクォン・サンウ主演『マルチュク青春通り』(05)、『江南ブルース』(15)などを手掛け韓国映画界屈指のアクション監督として活躍している。

【主なアクション監督作品】
『バトル・オーシャン/海上決戦』(14)
『ワンドゥギ』(12)
『目には目、歯には歯』(08)
『マルチュク青春通り』(05)
『トンケの蒼い空』(03)